カテゴリー:キッチン
「流し台の水の流れが悪い。どうやらつまっているようだ」
「ゴミかごに溜まったカスを捨て、掃除をしても直らない。何とかしないと!」
そんな時にも、すぐに水道工事会社に電話をするのではなく、ご自分で解消できるかどうかを判断できるように、対処法をお教えいたします。
つまりの場所
水の流れを悪くするつまりの元は次の3つの場合がほとんどです。
1.排水口のわんトラップ周辺。
2.シンク下の排水管。
3.建物内部の排水管から排水桝まで。
1.排水口のわんトラップがつまっている場合は、手が届く範囲ですので、防臭わんを取り外し、つまりの元を除去します。
3.建物内部から排水桝までの間がつまっている場合は、水道修理受付センターにご連絡ください。個人で解決するのは難しく、お勧めしません。2.シンク下の排水管がつまっている場合は、以下でご説明する対処法をお試しください。
つまりの原因
つまりの原因は、以下の4つが考えられます。
4.の固形物を流してしまったためにつまりが発生している場合は、水道修理受付センターにお電話ください。洗面台などと異なり、ご自分で排水管から固形物を取り出すのは、専門の器具などが必要となるケースが多いため、ご依頼いただくことをお勧めいたします。
ご自身で対処できるのは、排水管に溜まった油汚れ、食材のカス、洗剤のカスが、つまりを起こしているケースです。血栓がたまって血液の流れを悪くしているような状態です。このような場合は以下の解消法をお試しください。
つまりの解消法
ひとつづつ説明します。
1. お湯を溜めて一気に流す。
まず、防臭わんを取り外します。
中央にある排水口にフタをします。
長めの雑巾か、ビニール袋に雑巾かキッチンペーパーなどを入れて栓をつくり、排水口に詰めます。
お湯を溜めた後に、引き抜けるよう、もう片方の先端は外に出しておきます。
お湯を出して、ある程度の量になるまで溜めます。目安はシンクの半分くらい。
お湯が溜まったら、栓を引き抜きます。
ゴボゴボッ、という音がして一気に流れればつまりが解消したということ。
水が溜まったまま、ゆっくり流れるようであれば、解消していません。次の打ち手に進みましょう。
2. 重曹と酢を使う
排水口に重曹をふりかけ、5分ほど放置します。
その上から、重曹の半分くらいの量の酢をふりかけます。
1時間ほど放置して、最後にお湯で洗い流します。
熱湯を注ぐと排水管を傷めますので、手で触れるかどうかくらいまでうめて流しましょう。
重曹と酢を混ぜると炭酸ガスが発生し、こびりついた汚れを浮かせる働きがあります。浮かび上がらせてから、お湯で洗い流します。
それでも、解消しない場合は、次の打ち手に進みましょう。
3. ラバーカップを使う
わんトラップを外し、水を溜めます。(下の写真の状態で水を溜めます。)
排水口にラバーカップを垂直にあて、押し込みます。
つまりを引き上げるようなつもりで、ラバーカップを引き上げます。
つまりが解消するまで、何度か繰り返します。
それでも解消しない場合は次の打ち手にいきましょう。
4. パイプクリーナーを使う
市販のパイプクリーナーを使って、つまりの解消を試みましょう。パイプクリーナーの用途は主に2つあります。1つはヌメリやにおいの除去を目的とする清掃用途。もう一つがつまりを解消する用途です。つまりを解消するには、油分を分解する必要があります。油を分解する機能を持つ成分は水酸化ナトリウムです。水酸化ナトリウム成分が1%以上の高いものを選びましょう。
また、サラサラとした液体では流れてしまうので、粘度の高いものを選んだ方が効果的です。高粘度とか、密着タイプ、ジェルなどの表記があるものを選びましょう。
使い方は、そのパイプクリーナーの使用方法をよく読んで、お試しください。
基本的には、パイプクリーナーを塗布し、しばらく置いて水を流す、というシンプルなものです。
それでも解消しない場合は、自分でできる最後の手段を試しましょう。
5. ワイヤー式パイプクリーナーでつまりを解消する
排水口の中にワイヤー式パイプクリーナーを挿入し、進まなくなったところがつまっている箇所です。ぐるぐる回したり、つまりを押し流すように圧力を加えて、解消します。
まれにワイヤーが絡まったり、異物に引っかかって、抜けなくなる場合がありますので、そのような気配を感じたら、作業を中止しましょう。
これでも解消しない場合には、水道修理受付センターにお電話ください。固形物がつまっているか、排水桝に問題があるか、あるいは、それ以外に原因があると思われます。
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